給与計算を外部委託するメリット②
- 給与計算2020.07.09
前回は、給与計算を外部委託するメリットについて、一般的な事項を取り上げました。
今回は、当給与計算センターに委託された場合について、書きたいと思います。
当センターに委託いただいた場合、
「担当者の事務負担が軽減されるようにする」「法律や保険料変更に対応した給与計算を行う」
だけではなく、
外部委託のデメリットとして一般的に言われている
「給与計算が分かる担当者が育成されない・外部に丸投げ状態になる」
という点についても対応していきたい考えています。
給与計算を外部委託される会社様は、
① 社内の給与担当者がおり、給与計算システムが導入し計算をしているが、手間が掛かるため委託したい。
② 給与計算はよく分からない・初めて人を雇うことになった等により、給与計算を委託したい。
の大きく2パターンに分けられるかと考えます。
①の会社様の場合・・・
外部委託しても、社内で給与計算をするのと同じように、
「給与計算の内容をきちんと把握しておきたい」というご希望があるのではないかと思います。
その場合は、給与担当者の方にご指示をいただきながら、法律に関することなどはこちらでチェックし、
また、場合によってご提案などもさせていただきながら、給与計算を行います。
給与担当者の方とご相談しながら給与計算を進めますので、外部委託をしても、
担当者の方は給与計算のノウハウを積んでいくことが出来るのではないかと考えます。
また、給与担当者が変更となった場合、社内で引継ぎをされるかと思いますが、
当センターでも給与計算に関することであれば、疑問・質問にお答えできるようにしたいと思います。
②の会社様の場合・・・
「給与計算に関して全てお任せしてたい」というご希望があるのではないかと思います。
その場合は、会社の状況をご相談いただいた後は、給与計算をお任せいただいて構いません。
会社様にご確認・ご判断いただきたい点については、こちらからご提案などをさせていただきます。
また、従業員から問い合わせなどには、会社様にご回答いただけるよう、
給与計算の内容について、丁寧にご説明させていただきます。
私が、初めて給与計算を担当した時、当時の上司に言われたことは
「給与は会社と従業員の信頼関係のもととなるため、絶対にミスをしてはいけない」ということでした。
従業員は会社からの給与で生活をしていますので、給与を間違えたことで生活が出来なくなる可能性もあります。
また、たとえ、些細なミスであっても、この会社は大丈夫?ウチの会社はテキトウだからな、
と会社に疑問や不信感を持つ可能性もあります。
しかし「絶対にミスをしてはいけない」というのは、担当者にとっては大変なことです。
給与計算を外部委託されることは、担当者の事務負担だけでなく心的負担も軽減し、
より慎重に正確に給与計算を行えるのではないかと考えます。
当給与計算センターに委託をご検討の際は、お気軽にお問い合わせ下さい。
社会保険労務士 松田