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建設業における「週休二日制」の状況(2019年度)

働き方改革2020.07.31

建設業における働き方改革に関連して、以前、取り上げました「週休二日制」について、

一般社団法人日本建設業連合会より、2019年度下期及び通年の閉所状況に関する調査結果が

公表されましたので、報告書の一部をご紹介します。

 

一般社団法人日本建設業連合会は、2017年12月に「週休二日実現行動計画」を策定し、

2021年度末までに「土日閉所による週休2日制(4週8閉所)の実現」を目指しています。

2019年度下期の閉所状況は下記の通りでした。

 

2019年度下期の閉所状況:調査対象13,572現場

 

4週8閉所以上 24.7% (19.3%)

4週7閉所   15.1% (12.2%)

4週6閉所   23.0% (21.7%)

4週5閉所   16.7% (19.9%)

4週5閉所未満 20.4% (26.9%)

※(2018年度下期の閉所率)

 

2018年度下期の閉所率と比較して、4週6閉所以上が増えています。

報告書によると、年度末にかけて閉所することが厳しくなり、2019年度上期より数値は低下しましたが、

2019年度通年では、4週6閉所、4週8閉所が増えており、成果が出てきているとのことです。

また、徐々に閉所率は向上していますが、4週7閉所からのハードルは高く、

新型コロナウィルスの緊急事態宣言時の閉所による工期圧迫などの影響も、

今後出てくると考えられるとしています。

 

詳細は一般社団法人日本建設業連合会のHPより、ご確認ください。

 

社会保険労務士 松田